トラクターについて

【完全版】トラクターの免許を取りたい方|トラクターの免許のことを全て解説

今回はトラクター免許を取りたい方のために、トラクターに関する免許の全てを解説していきます。

 

トラクターを運転したいけど免許って必要なのか気になりますよね?

 

実はトラクターは公道を走らせるのであれば免許は必須で、免許が無ければ罰則や免停なんてことにもなりかねません。

 

そうならない為にもしっかりと免許に関する知識を付けておくことが大切なので、免停を取りたい方はトラクターの免許について詳しく解説している本記事を参考にしてください。

 

トラクターを運転するために免許は必要?

トラクターは農道で運転しているぶんには免許は必要ありませんが、公道を少しでも走るのであれば免許は必須です。

 

畑から倉庫に移動するときなどに公道や私道を走るのであれば免許は必須なので、トラクターを運転する方は免許を取りましょう。

 

また無免許で公道を走った場合は罰則を受けるので注意が必要です。

 

トラクターを運転することがあるのであれば免許は大切なので、ぜひ免許をとることをおすすめします。

 

では次の見出しからはトラクターの運転をしたい方のために免許が取れる年齢から解説していきます。

 

トラクターの免許が取れる年齢

トラクターの免許は最低限「小型特殊免許」が必要になり、小型特殊免許を取得できる年齢は16歳以上です。

 

また大型のトラクターを運転する場合は大型特殊免許も必要になり、こちらは18歳以上が資格条件になります。

 

ほかにもトラクターをトレーラーに乗せて運搬する際に必要なけん引き免許は18歳以上、トラクターを荷台などに乗せて運搬する際に使う大型トラックは21歳以上、中型では20歳以上です。

  

では具体的に免許の種類とトラクターの関係を次の見出しから解説していくのでご覧ください。

 

トラクターを運転するための免許の種類

トラクターを運転するために持っておくと良い免許の種類は以下の5つです。

 

  • 普通免許
  • 小型特殊免許
  • 大型特殊免許
  • けん引免許
  • 大型・中型免許

すべてがトラクターを運転する際に必要なものではないですが、トラクターを運んだりするときに使うものなので詳しく解説していきます。

 

普通免許

小型のトラクターを運転する際に必要な「小型特殊免許」は普通免許を取った際に付いています。

 

普通免許がある方は小型であればわざわざ免許を取りに行かなくとも運転できるので、もし普通免許が無い方はこれを機会に取ってみましょう。

 小型特殊免許

普通免許が無い方は小型普通免許のみを取ることもできます。

 

小型特殊免許は運転免許センターで学科試験と適正テストを受けて合格すれば習得することが可能で、最短1日で取ることが可能です。

 

この小型特殊免許の車体条件は以下の通りで、これは作業機がついていない場合の状態となります。

 

  • 長さ4.7m
  • 幅1.7m
  • 高さ 2.0m以下
  • 最高速度15km以下

ちなみに小型特殊免許で運転できるトラクターは最高速度が35km以下であれば運転できるので覚えておきましょう。

 

大型特殊免許

大型特殊免許はトラクターにアタッチメントを付けたまま走るときに横幅が1.7mを超えれば必要です。

 

この大型特殊免許では農耕者限定のものもあり、トラクターしか運転しないのであればこちらを取ってもいいでしょう。

 

小型の制限に当てはまらないトラクターを運転する際には大型特殊免許を取る事も必要で。

 

けん引免許

けん引き免許はトラクターを運転する際には使いませんが、トレーラーに乗せて運ぶ際に重量が750kgを超えた場合に必要になる免許です。

 

このけん引き免許は教習所か運転免許センターで取得することができ、普通、中型、大型、特殊免許のどれかを持っていなければとれません。

 

トラクター以外にもコンバインなどを運んだりすることがあるのなら、もっておいて損はないので取っておくと便利です。

 

大型・中型免許

大型や中型免許もトラクターの運転とは関わりがありませんが、トラクターなどの農機を荷台に乗せて運んだりする際にあると便利です。

 

まず大型免許は3年以上の運転経験のある21歳以上しか取れず、中型免許は免許取得から2年以上経過した上で20際以上でなければなりません。

 

あればトラクターなどを運ぶ際に便利なので、もし取れるのであれば取っておきましょう。

  

ここまで免許がトラクターとどう関係するのかを解説してきましたが、具体的な費用については次の見出しで解説しているのでご覧ください。

 

トラクターの免許取得にかかる費用

トラクターを直接運転するのに必要な小型特殊免許と大型特殊免許の費用は主に以下のようになっています。

 

小型特殊免許 受講料1500円 免許交付手数料2050円
大型特殊免許 受講料10万円程度(自動車学校の場合) 4600円(運転免許試験場の場合)+2050円(交付手数料)

 

小型特殊免許は普通免許にも付いてきますし、これだけを取る方も少ないでしょう。

 

大型特殊免許は受講料が自動車学校の場合と運転免許試験場の場合と大きく差がありますが、難易度は自動車学校の方が簡単です。

 

トラクターを運転するのであれば大型を取っておいても損はないので、費用を考えて受講へと臨みましょう。

  

では次の見出しではトラクターの免許を習得する方法とメリット・デメリットについても解説していくのでご覧ください。

 

トラクターの免許を取得する方法とそれぞれのメリット・デメリット

トラクターの免許を習得する場所によってもメリットデメリットはあるのでここでしっかかりと解説してきます。

 

教習所

教習所で大型特殊免許を習得する場合、普通免許があれば6時間技能試験を受けるだけで習得が可能です。

 

しかしすぐに習得できるものの費用が10万円程度と高くなっているのがデメリットになります。

 

合宿免許

普通の免許と同じように合宿免許もあり、こちらも4~5日程度でスムーズに資格習得できることがメリットです。

 

しかしこちらも費用が高いので、お金をかけたくない方には向いていません。

 

直接試験

教習を受けずに試験を受けて資格を取りにいくという方法もありますが、こちらは費用がかからないことがメリットです。

 

しかし試験が難しいので新規取得には向かないことや、練習時間を確保しなければならないことがデメリットになります。

  

3通りの方法で免許を取れますが、教習所か合宿が時間的にもとてもおすすめです。

 

費用こそかかるものの、一般試験でチャレンジするよりもきちんと通って取ることをおすすめします。

 

ではもしも無免許運転をした場合、どんなことになってしまうのかを次の見出しで解説しているのでご覧ください。

 

無免許運転をするとどうなるのか?

もしも無免許運転をした場合、刑事罰か行政処分のどちらかになるので、それぞれ注意してみていきましょう。

 

刑事罰

無免許運転が発覚した場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が下されます。

 

罰則がかなりきついので、かならず免許を取得し携帯することを忘れないようにしてください。

 

行政処分

続いて行政処分では違反点数25点で、最低2年は免許が取れないことになります。

 

こちらもかなり厳しい罰則になるので無免許運転はやめましょう。

  

続いてはトラクターの免許について知っておくべきことを解説していくので、そちらも必ずお読みください。

 

トラクターの免許について知っておくべきこと

ここではトラクターの免許について知っておくべきことを詳しく解説し、どれも知らなかったでは済まないので注意していきましょう。

 

道路運送車両法と道路交通法の違い

道路運送車両法ではトラクターは小型特殊自動車として規定する法律で、以下の基準を満たせば公道の走行が可能です。

  • 全幅1.7m以下、全高2.0m以下(安全キャブやフレームの高さ2.8m以下)、全長4.7m以下かつ最高速度15km以下。
  • 基準をオーバーする場合は大型特殊免許必須。

そして道路交通法ではこの基準のほかに

 

  • ウインカーやランプなどの灯火器類の確認
  • 車両幅(1.7m以上は大型特殊免許)
  • 車両幅が超える場合はバックミラーの設置、
  • 最大安定傾斜角度30度または35度で運行速度15km以下
  • 免許の携帯

 

という風な条件が付けられていることを覚えておきましょう。

 作業機をつけて公道を走る場合

作業機をつけて公道を走る場合、外側から40センチ以内に灯火器が備わっていなければ以下の対応が必要です。

 

  • 白石反射器を可能な限り外側に付ける
  • 赤色反射器を可能な限り外側に付ける
  • 保安基準緩和の条件となる制限標識を付ける

 

もしも40センチ以内にならない場合は特殊車両通行許可を申請しなければならないので、走行の際には注意しましょう。

 

大型特殊免許でも走行できない場合

大型特殊免許があるからといって大型トラックなどを運転できるわけではないことにも注意が必要です。

 

この大型特殊免許はあくまでも大型特殊自動車の走行に関わるものなので、トラクターなどを運搬する際にトラックなどを使うのであれば大型免許や中型免許の取得も必要になります。

 

運転免許証が不要な場合

運転免許が不要な場合は自身の畑や田んぼのみで運転するときだけです。

 

公道を一切走らないのであれば免許は必要なく、運搬する際などは業者へ依頼するという方法もあります。

 

また私有地であったとしても道路として認められれば無免許運転になるので、こちらも注意しましょう。

 

トラクターの免許まとめ

今回はトラクターを運転したい方のためにトラクターの免許について詳しく解説してきました。

 

農業機械といえどもトラクターにはエンジンも付いていますし免許は必須なので、ぜひここで紹介した免許を取ることをおすすめします。

 

また小型で充分と思っていても先にどうなるかはわからないので、先を見越した上で免許を取る事が大切です。