田植え機の価格をタイプ・機能別に比較!

こんにちは、テノです。

今回は田植え機の価格をタイプと機能別に比較してみました!

 

田植え機を購入する際に多くの方が考えるのは価格とその機能の違い、そして自分の田んぼではどれが最適かを考えるでしょう。

 

そこで今回は田植え機の「歩行型・乗用型」「田んぼの面積の大きさ」「田植えのスピード」の3点に絞って、それぞれの価格を解説していきます。

 

この記事を読めば自分がどんな田植え機を選べばいいのかが分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

田植え機の価格の違い!歩行型と乗用型の場合

田植え機の価格差は歩行型と乗用型によって違いがあります。

 

そもそも歩行型とは自分の手で押しながら苗を植えていくタイプのもので、乗用型は自分が田植え機の上に乗って田植えをしていくものです。

 

それぞれで価格も違うためここでは歩行型と乗用型の2つの価格事例を取り上げているのでご覧ください。

歩行型の価格事例

まず歩行型ではどのような価格になっているのか、ポピュラーな2条植えの田植え機の価格事例を集めてみたので見ていきましょう。

 

メーカークボタ
型名JP20
希望小売価格(税込み)437,800円

 

 

メーカーヤンマー
型名AP220A
希望小売価格(税込み)418,800円

 

 

メーカーイセキ
型名さなえPC25
希望小売価格(税込み)437,800円

 

 

このように3社から歩行型の田植え機の価格を出してみましたが、それぞれ40万円程度の金額になっています。

 

歩行型は面積の狭い田んぼや形状が複雑な場所で使ったり、手で押さなければならないため価格は安めに設定されていることが特徴です。

 

楽はできないものの、なるべく価格を抑えて購入したいという方は歩行型を選ぶといいでしょう。

乗用型の価格事例

乗用型は田植え機に備わっているシートに乗りながら田植えをするタイプで、大抵の農家の方がこの乗用型を使用しています。

 

ここでもそれぞれ3つの価格事例を参考として載せているので、それぞれの価格を見ていきましょう。

 

メーカークボタ
型名PW4C-〈F〉
希望小売価格(税込み)819,500円

 

 

メーカーヤンマー
型名YR4S.K
希望小売価格(税込み)694,000円

 

 

メーカー三菱マヒンドラ農機
型名LC41
希望小売価格(税込み)825,000円

 

このように3社の価格を3つ紹介しましたが、歩行型よりも価格が高くなっていることが分かると思います。

 

ここに取り上げた価格はメーカーの中でも安いもので、高いものであれば200万円を超えるものもあるのが乗用型の価格の特徴です。

 

乗用型は歩行型と違って体力的には物凄く楽なので、効率を重視したいのであれば乗用型を選ぶといいでしょう。

 

ここではそれぞれ2つの特徴から価格を見てきましたが、楽したいか体力的に辛くても価格を抑えたいかでどちらを選ぶか変わるので、じっくり検討してみることをおすすめします。

 

では田植えの価格の違いは田んぼの大きさによるのかを次の見出しで解説をしていますので、そちらもご覧ください。

 

田植え機の価格の違いは田んぼの大きさによる?

田植え機の価格の違いは田んぼの大きさでも違っており、面積が大きくなればなるほど価格がどんどん上がっていきます。

 

ここではそれぞれ

 

  • 反歩(30 アール)未満向けの価格事例
  • 反歩(30 アール)以上向けの価格事例

 

の2つでどのように価格が違っているのかを解説しているので、それぞれ見ていきましょう。

 

3反歩(30 アール)未満向けの価格事例

まず3反歩(30アール)未満の場合に選ぶべき田植え機は4条以下のものがおすすめです。

 

そこでここでは30アール以下の面積の場合にはどの程度の価格になっているのかを解説していくので見ていきましょう。

 

メーカークボタ
型名AW4
希望小売価格(税込み)1,386,000円

 

 

メーカーヤンマー
型名YR4J
希望小売価格(税込み)1,480,000円

 

 

メーカーみのる産業
型名RS04
希望小売価格(税込み)1,078,000円

れぞれ4条植えの価格をメーカー3社から出してきましたが。それぞれ100万円程度の価格で販売されています。

 

3反歩以下であれば乗用型で新品でもこの金額で揃えられるので、必要以上に条数を増やさずに購入しましょう。

 

3反歩(30 アール)以上向けの価格事例

続いては3反歩(30アール)以上向けの場合の価格事例です。

 

面積が増えていくごとに乗数を増やす必要があり、その分だけどんどんと価格が上がっていきますので、ここで価格事例を見ていきましょう。

 

メーカークボタ
型名NW6
希望小売価格(税込み)2,706,000円

 

 

メーカーヤンマー
型名YR6D
希望小売価格(税込み)2,667,500円

 

 

メーカーみのる産業
型名RXE60
希望小売価格(税込み)3,344,000円

 

ここでは6条植えの歩行型の田植え機の価格事例を見てきましたが、条数が上がっているため価格が高くなっていることが分かります。

 

メーカーによっても価格差があるものの、6条植えでも300万円程度の金額が必要になるため、田植えのスピードを重視するのか価格を重視するのかをしっかりと検討することが大切です。

 

では次の見出しからは田植え機の価格の違いはスピードによっても違うのかを解説していきます。

 

田植え機の価格の違いは田植えのスピードによる?

田植え機の価格の違いは田植えのスピードによっても違い、スピードは主に以下の2タイプで違いが出ます。

 

  • ロータリー式
  • クランク式

 

ここではそれぞれの違いと価格事例を紹介しているので見ていきましょう。

 

速い(ロータリー式)田植え機の価格事例

ロータリー式とは植え付けの際に2本の爪が交互に植え付けを行う仕組みで、2株植えられるため効率の良いタイプです。

 

それではロータリー式でどのような価格になっているのかを見ていきましょう。

 

メーカークボタ
型名NW6-F
希望小売価格(税込み)3,267,000円

 

 

メーカーヤンマー
型名YR6D
希望小売価格(税込み)2,667,500円

 

 

メーカー三菱マヒンドラ農機
型名LE50
希望小売価格(税込み)2,335,300円

 

田植えの高速化が実現できることが魅力のロータリー式ですが、効率的に田植え機をできるぶん価格は高くなってしまいます。

 

そのため費用よりも効率化を重視したい場合はロータリー式を選ぶのがおすすめです。

遅い(クランク式)田植え機の価格事例

クランク式は人の手に似た動きで苗を植え付けていき、ロータリー式よりも構造が簡単になっているため価格は安くなっています。

 

ここでもそれぞれ3つの価格事例を紹介しているのでご覧ください。

 

メーカークボタ
型名PW4C
希望小売価格(税込み)819,500円

 

 

メーカーヤンマー
型名YR4S,K
希望小売価格(税込み)990,000円

 

 

メーカー三菱マヒンドラ農機
型名MP29F
希望小売価格(税込み)460,900円

 

クランク式では一度に1株しか植えられない分、田植え機の価格はロータリー式に比べると安いのが特徴です。

 

歩行型以外にも乗用型でもクランク式を採用している製品もあることや、本体以外の装備について考えた場合も価格をなるべく抑えたいのであればクランク式を選ぶといいでしょう。

 

このようにロータリー式やクランク式かを解説してきましたが、速さを選ぶか安さを選ぶかじっくりと検討した上で購入することがおすすめです。

田植え機の価格比較まとめ

今回は田植え機の価格比較を以下のポイントごとによってまとめてきました。

 

  • 歩行型か乗用型か
  • 面積が3反歩以下か3反歩以上か
  • ロータリー式かクランク式か

 

田植え機を購入する際になるべく価格を抑えたいのか、それとも田植えの効率を重視するのかで全く費用のかかり方は違ってきます。

 

また田んぼの面積によっても人それぞれどんな田植え機を選べばいいのかは違ってくるでしょう。

 

購入する際には価格を選ぶのかそれとも効率を重視するのか、またその間でも良いですし選択肢は幅広いので、この記事で解説してきた内容を参考にじっくりと考えてみることをおすすめします。

 

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  • 著者 テノ
  • カテゴリー 田植え機

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