こんにちは、テノです。
今回は田植え機の人気ランキングTOP7ということで、田植え機を買う際に迷いがちなメーカーの特徴と、手動型と乗用型のTOP7の紹介をしていきます。
田植え機をこれから買おうかなという時にメーカーの違いを知った上で、やっぱり買うのであれば人気のあるものを選びたいと思う筈です。
そこで今回は田植え機の人気ランキングTOP7だけでなく、記事の最後ではシェア率のお話にも触れているので、これから田植え機を購入される方は最後までご覧下さい。
田植え機ランキングと生産を行っている主要メーカー5 つとそれぞれの特徴
まずは田植え機の生産を行っている主要メーカー5つの解説と、それぞれのメーカーではどんな特徴があるのかを解説していきます。
井関農機(イセキ)
井関農機(イセキ)は1926年に創業した農機具の老舗メーカーです。
1966年に日本で初めてコンバインを作り上げたメーカーがイセキになります。
イセキの田植え機ではさなえシリーズの人気が高く、国内初の自動田植え機を搭載したり変速機のシフトチェンジを不要にしたりと独自の路線が特徴です。
また上位2社と比べても価格の安さが魅力で、中古であれば特に価格の安さが目立っています。
クボタ
クボタは大阪に本社を置く国内シェア1位、海外シェアでは第2位とまさに国内トップの農機具メーカーです。
現在ではスマート農業というロボット技術を活用した農業を提唱しており、GPSを利用した自動運転技術を搭載したナビウェルシリーズなどが人気を集めています。
またクボタの田植え機は故障が少なく耐久性が高い事からも人気を集めており、業界をリードし続ける存在です。
ヤンマー
ヤン坊マー坊でおなじみの農家具メーカーがヤンマーです。
現在は海外メーカーのディア・アンド・カンパニー(Deere & Company)とも提携を結んでいます。
ディーゼルエンジンに強く低燃費であることや、田植え機では多機能であることが特徴で、手植えのように丁寧に植え付けができるジャストアームなど便利な機能が搭載されているのが魅力です。
YRDシリーズは植え付けの深さを一定に保ち、浮き苗も防止するなど高い精度を誇る植え付けから人気を集めています。
三菱マヒンドラ農機
三菱マヒンドラ農機1914年にサトー式稲扱機として創業した老舗で、2015年にインドのマヒンドラ社と合併して三菱マヒンドラとなりました。
田植え機は新品と中古の両方で人気が高く、LEシリーズやMPシリーズ、LCシリーズなどが人気で、省力かつ長く使えるようにアフターサービスも充実しています。
みのる産業
みのる産業も老舗メーカーの一つで、昭和20年に創業されました。
独自技術のポット成苗田植え機は北海道で60%のシェアを誇り、近年ではGPS搭載の自動運転機も人気があります。
大手メーカーとは一線を画して独自路線を進んでおり、AIを備えた農業ロボットや無農薬での米作りを目指す兵庫県豊岡市でのチャレンジ事業なども行っているのが特徴です。
ここまでは国内主要メーカー5つを紹介しましたが、どのメーカーもそれぞれ強みがあるので、機能や価格などを見ながら購入するといいでしょう。
では次の見出しでまずは手動型田植え機の人気ランキングTOP7を紹介していきますのでご覧ください。
手動型田植え機の人気ランキング TOP 7
ここではイチオシの手動型田植え機の人気ランキングTOP7を紹介しますので見ていきましょう。
- 1位:イセキ PC シリーズ
- 2位:ヤンマー AP シリーズ
- 3位:イセキ PS シリーズ
- 4位:みのる X2 シリーズ
- 5位:クボタ JP シリーズ
- 6位:クボタ S1 シリーズ
- 7位:みのる L シリーズ
手動型田植え機の人気ランキングはこのような形になりました。
もしも手動型田植え機の購入を検討されている場合は、これらのランキングの中にあるものを選んで頂けるとまず間違いないでしょう。
しかし自身の田んぼの面積や予算の都合もある筈なので選ばれる際にはじっくりと検討した上で購入される事をおすすめします!
乗用型田植え機の人気ランキング TOP 7
続いては乗用型のイチオシ田植え機の人気ランキングTOP7の紹介を初めていきますので、それぞれご覧ください。
- 1位:クボタ SPU シリーズ
- 2位:クボタ SPJ シリーズ
- 3位:ヤンマー Pe シリーズ
- 4位:クボタ JC4 シリーズ
- 5位:イセキ PM シリーズ
- 6位:イセキ PZ シリーズ
- 7位:クボタ NSU シリーズ
乗用型のランキングではこのような形になりました。
乗用型といっても条数の関係や、それぞれどんな機能が付いているのかも違いますので選ばれる際にはそれらも加味した上で選ぶことがおすすめです。
ぜひこのランキングの中から乗用型の田植え機を選んでみてください。
では次の見出しではメーカーのシェア率ナンバーワンはどこなのかも紹介しているのでご覧ください。
人気の田植え機ランキング|メーカーのシェア率 1 位はどこ?
ここでは田植え機のメーカーシェア率1位はどこなのか、ランキング形式にしてみたので見て行きましょう。
1位:クボタ
堂々の第1位はクボタです。
クボタは売上とシェア共に国内第1位のメーカーで、海外の農機具メーカーと比べても第2位となっています。
またシェア率は35%で国内メーカーの中でも3分の1のシェア率を誇っているメーカーです。
全グループ会社を合わせると188社で海外の120ヶ国以上に展開し、世界でも活躍しているまさに日本を率先するメーカーの一つといえるでしょう。(2020年1月30日時点)
2位:ヤンマー
国内シェア第2位はヤンマーです。
国内シェアは第2位で21%と高く、クボタと合わせると半分以上がクボタとヤンマーが占める形になります。
海外ではアメリカのほかに東南アジアなどへ展開しており、ヤンマーの強みでもあるディーゼルエンジンを元に、低燃費の農業機械を販売することに力を入れた活動も行っているメーカーです。
3位:イセキ
シェア率第3位はイセキで、シェア率は20%を誇っておりヤンマーと大差ないシェア率になっています。
イセキも国内だけでなく海外市場へも力を入れており、北米で有力なADCO社のOME製品を受注していたりと、順調に実績を上げているのが特徴です。
また韓国やタイといったアジアにも田植え機を始めとする農業機械を投入するなど、海外での農業の生産性向上にも努めています。
4位:三菱マヒンドラ
シェア率第4位は三菱マヒンドラ社です。
三菱マヒンドラのシェア率はわずか5%となっており、上位3社と比べるとシェア率に大きな差が出ています。
しかしシェア率に差があるものの田植え機では一定の人気を集めており、国内3位に食い込むこともあるメーカーです。
5位:みのる産業
第5位はみのる産業です。
みのる産業は上位4社と比べると独自路線でのポット苗に定評があり、自然栽培での流行からも注目を集めています。
また北海道では60%のシェア率を誇っており、いい意味で4社とは独自の路線を進んでいるメーカーです。
ここまで上位5位のメーカーシェア率を解説してきました。
田植え機だけを見てもそれぞれのメーカーで機能や力を入れている部分も違っているので、色々と見てみるのも面白いかも知れません。
ぜひ興味があれば各社のホームページなどからご覧ください。
田植え機のランキングまとめ
今回は田植え機のランキングを手押し型と乗用型でそれぞれTO7を紹介し、メーカーの特徴や、シェア率のランキングもご紹介しました。
ここで紹介させて頂いた田植え機はどの機種もとても人気があるものなので、田植え機の購入で悩まれている方はランキングから選んでみるのもいいでしょう。
また選ぶ際にはメーカーの特徴なども知った上で選ばれると良いと思いますので、ぜひ田植え機を選ぶ際にはこの記事を参考にしてください。