中古のコンバインのメリット・デメリットを解説!新品コンバインとの違いは?

こんにちは、テノです。

今回は中古のコンバインのメリット・デメリットの解説と新品のコンバインとの違いを解説していきたいと思います。

コンバインを購入するか考えられている方の中には、金額的にも中古も視野に入っているのではないでしょうか?

しかし、中古のコンバインは新品のコンバインとどう違っているのか不安な部分も多いですよね。

そこで今回は中古のコンバインのメリット・デメリットの解説、購入時のコツや新品との違いにも触れていますので、参考にしてみてください。

中古のコンバインを利用するメリット

中古のコンバインを利用するメリットは主に以下の3つです。

  • 価格が安い
  • コスパが良い
  • 新品と変わらない場合がある

ここではそれぞれのメリットについて詳しく解説をしていきますのでご覧ください。

1.価格が安い

メリット一つめは価格が安いことです。

コンバインは農業機械の中でも高価な部類で、新品の安いものでも100万円以上の金額で売られており、金額面でも厳しい方も多いと思います。

しかし、中古であれば半値以下の金額で売られている場合も多く、新品では手が届かないスペックのものでも入手しやすいです。

そこまで金銭的にも余裕がない方には、中古で価格が安いことは大きなメリットになります。

2.コスパが良い

コンバインの中古を利用するメリット2つめはコスパが良いことです。

先ほども説明したように、コンバインを新品で購入すると非常に高価ですが、値段のわりに使用する場面が限られています。

収穫の時期に使うため、稲であれば9月~10月、作物であればその収穫時にのみ出番が回ってくるため、元を取ると考えると何十年も先になるでしょう。

中古であれば金額と使用頻度を考えたときに、とてもコスパが良いというメリットがあります。

3.新品と変わらない場合がある

中古のコンバインは新品と変わらない場合もあることがメリットになります。

コンバインは使用時期が限られている農機具のため、新品で購入したとしても毎年1回か2回くらいしか使わない方も多いです。

そこから、新しく買い替えて売りに出せばほぼ新品と変わらないような状態で売りに出されることになります。

また、新製品が出ても前の製品とそこまでスペック的に変わらない場合もあるので、中古は一概に悪いとは言えません。

中古のコンバインには新品同様のものがあることは使っていく上で大きなメリットになるでしょう。

ではここまで中古のコンバインを利用するメリット3つを解説してきましたが、次の見出しではデメリットもご覧ください。

中古のコンバインを利用するデメリット

中古のコンバインを利用するデメリットは以下の3つです。

  • 故障するリスクが高い
  • 効率が新品よりも悪い
  • 悪徳な業者がいる

中古でコンバインを購入する際にはデメリットも知っておかなければならないので、詳しく見ていきましょう。

1.故障するリスクが高い

中古のコンバインを利用するデメリット一つめは故障するリスクの高さです。

故障や修理が必要なことは新品も中古も同じですが、中古の方がその確率は高まります。

中古で売りに出されているコンバインによっては全くメンテナンスをされたことのないものもあり、買ってすぐにメンテナンスが必要になることもあるためリスクは高いです。

また、年式によっては修理パーツがなく、一度壊れてしまえば修理が難しく買い替えるしかない場合も出てきます。

新品であれば故障しても安心して修理を行えますが、中古は簡単にはいかないことが大きなデメリットです。

2.効率が新品よりも悪い

コンバインを中古で利用するデメリット2つめは効率が新品よりも悪いことです。

農機具は新製品が出るたびにバージョンアップされていき、性能や新機能がつくことで農作業の効率が高くなっていきます。

中古でも年式が古いほど効率はどんどん悪くなっていき、新品とは比べ物にならないくらいの差があることも多いです。

そのため、効率を重視するのであれば中古よりも新品が良いでしょう。

3.悪徳な業者がいる

コンバインを中古で購入するときに悪徳業者がいることもデメリットの一つです。

ある程度、実績のある業者なら問題ありませんがどうしても悪徳な業者もいます。

例えば、お金を払っても商品が届かなかったり、メンテナンスをしていると書いてあっても全く何もしていなかったりと、リスクはつきものです。

悪徳業者に騙されないためにも、信頼できる業者から買取をしなければならないことは手間になるでしょう。

ではここまでデメリットを3つ解説してきましたが、次の見出しで中古のコンバインをおすすめできる人の解説をしているのでご覧ください、

中古のコンバインはこんな方におすすめ!

中古のコンバインは基本的にどんな方にでもおすすめできますが、以下のような方にはとくにおすすめできます。

  • 費用をそこまで出せない
  • あまり使用する機会がない
  • 田畑の面積が狭い

中古はとにかく新品と比べると安いですし、費用面で負担を大きくしたい方には良いでしょう。

また、そこまで使用する機会がなく、土地もそこまで広くなければわざわざ新品を買う必要はありません。

これらの3つの中の一つでも当てはまる方は新品よりも中古のコンバインがおすすめです。

ではおすすめできる人についても分かったところで、次の見出しでは新品のコンバインと中古のコンバインの違いを3つ解説していきたいと思います。

新品のコンバインと中古のコンバインの違い3つ

新品のコンバインと中古のコンバインの違い3つは以下の通りです。

  • 故障のリスク
  • 作業の効率
  • 売却時の値段

それぞれ詳しく解説をしていきますのでご覧ください。

1.故障のリスク

新品と中古のコンバインの大きな違いは故障のリスクでしょう。

新品の場合は故障してもすぐに修理ができることや、アフターサービスの充実からも安心して修理に出すことができます。 

また、新品の場合は購入してからすぐに壊れるといったことも少なく作業が中断されずに済むのでリスクは低いです。

しかし、中古ではどれだけ状態が良くてもいつ壊れるのか分かりません。

このように故障のリスクを比較すれば、新品と中古のコンバインでは大きく違っています。

2.作業の効率

新品の中古のコンバインの違い2つめは作業の効率です。

コンバインには稲刈りや脱穀、選別といった機能が搭載されていますが、その効率の良さは新品の方が圧倒的に高くなります。

効率が良ければそれだけ早く作業も終わりますし、負担も少なくて済むでしょう。

作業効率の違いは新品と中古のコンバインでは大きく違っていることは覚えておかなければなりません。

3.売却時の値段

売却時の値段も新品と中古のコンバインでは違います。

新品のコンバインは長年使ったとしても売りに出したときに金額がつきますが、中古のコンバインを売却する時にはそこまで高い値で買取には出せないでしょう、

中古でも金額が全くつかないというケースはそこまで多くはありませんが、金額的に期待はできません。

売却を考えた場合に、新品と中古ではこのように差が出てしまいます。

ここまで新品と中古のコンバインの違いを解説してきましたが、次の見出しでは中古のコンバインを買って後悔しない3つのコツも解説していますので、参考にしてみてください。

中古のコンバインを買って後悔しない3つのコツ

中古のコンバインを買って後悔しない3つのコツは以下の通りです。

  • 年式
  • 整備状況
  • アフターサービス

ここではそれぞれ中古のコンバインを買って後悔しないためにどうすれば良いのか、詳しく解説していますのでご覧ください。

 1.年式

中古のコンバインを買って後悔しない1つめのコツは年式を見ることです。

あまりにも古いコンバインを購入してしまった場合、修理ができずに故障してしまうと買い替えることになってしまいます。

また、コンバインの補修用パーツの供給は9年とされているので、販売から9年以上経過したものはあまり手を出さない方がいいでしょう。

参照URL

修理を安心して行うためにも、しっかりと年式を確認してから買うことをおすすめします。

2.整備状況

中古のコンバインを買って後悔しない2つめのコツは整備状況の確認です。

コンバインなどの農機は定期的にメンテナンスを行う必要がありますが、しっかりと整備されていなければ、それだけ寿命も短くなっていきます。

また、不具合の原因にもなってしまうので、長く使うためにも整備状況の確認は必須事項です。

中古のコンバインを購入される場合には、出来る限り整備されていたりこれまでに整備されてきたものを買うようにしましょう。

3.アフターサービス

中古のコンバインを買って後悔しない最後のコツはアフターサービスの有無です。

コンバインを中古で販売している業者にはアフターサービスが付いている場合も多く、アフターサービスが付いていれば作業中にもしも何かあったときに安心して修理が受けられます。

もしも、アフターサービスがついていなければ自分でなんとかしなくてはならないため、作業を中断してしまうことになり兼ねません。

そのため、中古のコンバインを購入する際にはアフターサービスについてしっかりと確認しておくことがコツです。

ここまで3つの中古のコンバインを買う際のコツを解説してきましたが、そんなコンバインを購入できる場所はどこにあるのか気になりますよね?

そこで、次の見出しでは中古のコンバインが購入できる場所をまとめていますのでご覧ください。

中古のコンバインが購入できる場所5選

ここからは中古のコンバインを購入できる場所5選を紹介していきます。

  • 中古農機UMM
  • ノウキナビ
  • PDNS 情報ネットワークサービス
  • ヤフーオークション
  • 最寄りの農協(JA)

それぞれ中古のコンバインを購入する際にぜひ利用してみてください。

1.中古農機UMM

中古農機UMMは販売と買取の両方を行っている農機専門サイトです。

UMMは全国の業者と農家が登録しており、農家会員として登録すれば手数料無料で全国の販売業者から農機を購入することができます。

また、業者会員は年間5万円で登録が必要なため悪質な業者が少ないこともポイントです。

これまでに19692件のコンバインをはじめとする数多くの農機が取引されているので是非利用してみてください。

公式サイトhttps://ummkt.com/
購入方式インターネット
手数料無料

2.ノウキナビ

新品と中古の両方を扱う農機売買のサービスがノウキナビです。

ノウキナビでは中古の農機具と新品の両方を扱っていますが、ポリシーとしてノウキナビが認定した「認定農機具販売店」しか出品できないようになっているため、悪質な業者がいません。

また、農機に怖しいスタッフが仲介することで、サポートをしっかりと受けながら取引が可能です。

売買以外にも修理なども行っているため、安心して利用できるサービスとしておすすめします。

公式サイトhttps://www.noukinavi.com/
購入方式インターネット
手数料3%

3.PDNS情報ネットワークサービス

PDNS情報ネットワークサービスは全国各地のJA・農機販売店が登録している中古農機情報サイトです。

全国で販売されているさまざまな中古農機が掲載されており、ほかのサイトと違って購入するには農家会員になる必要があります。

農家会員になるにはPDNSに登録されている農機店などに登録の申請をする必要があり、購入もこのPDNS会員を通すシステムです。

こうすることで購入後のメンテナンスや、取引の安全性を保っており、購入する側は安心して購入することができます。

登録までに少し手間はかかるものの、後々のことを考えるととても良いサービスだといえるでしょう。

公式サイトhttps://www.pdns.co.jp/
購入方式インターネット
手数料記載なし

4.ヤフーオークション

ヤフオクでも中古のコンバインなどの農機を買うことができます。

業者から個人までさまざまなコンバインがヤフオクに出品しており、オークション形式で購入できることがヤフオクの大きな特徴です。

ただし、ヤフオクでの購入は引き渡しの際に直接取りに行ったりしなければならないこともあるので注意しましょう。

また、個人の販売者から購入する場合には状態などの確認をしっかりとすることにも注意が必要です。

新しい年式のものから古い年式のものまで、さまざまなものが出品されているので除いてみることをおすすめします。

公式サイトhttps://auctions.yahoo.co.jp/
購入方式インターネット
手数料支払い方式によって異なる

5.最寄りの農協(JA)

お近くにある農協(JA)にも中古コンバインなどの農機は販売されています。

JAではアフターサービスなどの観点から組合員のみの購入になっているものの、JAで購入するという信頼性がメリットです、

購入することでアフターサービスをしっかりと受けることもできますし、付き合いのあるJAから購入してみることもいいでしょう。

まとめ

今回は中古のコンバインのメリットとデメリットの解説や、中古のコンバインは新品とどう違うのかという点に絞って詳しく解説してきました。

記事の中では、中古のコンバインは価格の安さやコスパが良いことに触れてきましたが、コンバインのように日常的に使わない場合、中古で購入されることがおすすめです。

ただし、整備の面では不安も残るため購入される際にはしっかりとアフターサービスや購入時の状態を確認する必要があります。

値段的にも中古の方が予算を抑えて購入できますし、中古でも新品に劣らないコンバインもあるので、ぜひ中古も検討してみてください。

 

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  • 著者 テノ
  • カテゴリー コンバイン

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